2014年から始まったニーサ、10年目になる今年から制度がパワーアップします。2023年までのニーサは若干使いにくいところもありましたが、今年からのニーサはだいぶ改善されました。
非課税枠が広がる、非課税の期間が終身になるなど利用するメリットが増えました。
新ニーサを始めた方がいい理由を解説します。
証券口座は複数の金融機関で持てるが、ニーサ口座はひとり1つだけ ネット証券で開設しよう
株や投資信託を持ちたい時は、証券会社等で証券口座を開設する必要がありますが、通常株や投資信託を売却し利益があれば20％の税金がかかります。
ニーサ口座は20％の税金が免除なので、有効に使いたいものです。
証券口座は複数の証券会社等で口座を持てますが、ニーサ口座はひとつの金融機関でしか持てません。
ネット証券は対面の証券会社より手数料が安いケースが多いです。また銀行よりも取り扱い商品が多い。
今まで銀行や対面の証券会社で開設していた方もニーサはネット証券で開設しましょう。
旧ニーサは期間が限定されていましたが、新ニーサは期間が限定されていない。期間は終身
私も旧ニーサは契約して使っていましたが、非課税になる期間が限定されていたり、一般ニーサと積み立てニーサの併用ができなかったりと使いずらい部分かありました。
2023年までのニーサはいったん終了になり、新たに追加の積み立てはできませんが、そのまま持ち続けることは可能です。
旧ニーサを契約していれば、新ニーサは自動的に同じ金融機関で開設されます。
2024年1月からは今までの枠とは全く別に元本で1800万まで投資することができます。しかも売却した際に利益が出た場合、通常であれば20％かかる税金が非課税になります。
しかも投資の期限は死ぬまでなので、若い時からコツコツ積み立て、全く売却せずに40年、50年続けていけば元本の3倍、4倍になりお金持ちになれそうです。
投資する商品にもよりますが、無理のない金額で長期投資すると特に老後の資金対策としては有益なものになりそうです。
投資に関しての情報もYouTubeなどでたくさん配信されており、無料で有益な情報も得ることが可能です。ただ情報が多すぎて取捨選択が難しいですが。
毎年たくさん収入があり、毎年360万以上積みたて可能という人以外は、ニーサの枠が大きくなったので、いままで特定口座で保有していたものもいずれはニーサ口座に移す方がいいでしょう。
ニーサのメリット ２０％の税金がかからないのは本当にありがたい
お金を貯めたいと思ったら、毎月節約をして収入に対して支出をなるべく少なくして、お金を少しでも多く残してコツコツためるのが王道ですが、今の銀行の預金金利は本当に低い。
もちろん銀行預金には、確実にお金を守るメリットはありますが、預金利息はあまりにも低い。２～３年以内に支出予定のお金は別として、１０年以上先に使用する教育資金のためとか、住宅取得資金のために取っておきたいお金は、少しでも増やしたいものです。
投資はリスクを負う分の見返りとして、大きなリターンを得られるものです。リスクなくしてリターンなし！
でも損するのはイヤですよね。損するのはイヤですが、株式は値段が必ず動くもの、買った値段より大きく値下がりすると焦って売りたくなってしまう人もいますが、下がっても我慢、なるべく長く保有していた方が利益を得る確率が上がります。
株式は配当もあるので、定期的に配当を受け取れば売却益がなくても毎年収入があり、少しの金額でもうれしいものです。
20年以上先に使う老後の資金としては最強！
株や投資信託などの投資商品は長く保有して、気長に増やしていくのがリスクを減らす秘訣と言われています。
株や投資信託は値段が日々変化するもので、毎日同じ値段ということがありません。毎日、毎月、毎年上がったり下がったりしながら、長期的に上がっていく可能性のあるものを持ち続けるのが投資を成功させるコツです。
まとまったお金があれば一括で入れてもいいですが、毎月の収入から少しずつ積み立てていく方がいいでしょう。
経験が大事！お金がなくても少しずつ続けることが望ましい あくまでもしばらく使う予定がない資金でやってみましょう。
投資はまず余裕資金の一部を少額でやってみることが大事。継続してみることが大事だと思います。
行動と忍耐。上がったり下がったりしても一喜一憂しないこと。短期間ではわからないことも5年、10年続けていると、割安とか割高とか、いまが買い時かもということがわかってきます。
インデックス投資は少しずつではありますが、増えるケースが多いです。買った値段よりだいぶ上がってくると、売って利益を確定したくなってしまいますが、そこを我慢して持ち続けると、もっと多くの利益を得られるケースが多いです。
投資はとにかく気長に、コツコツとやることが大切だと思います。そして始めるのは1日でも早く！
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