50代のみなさん、60代になると今までとは違うステージに入ってきます。定年退職、子供の独立、親の介護が深刻化など、予想されている事ではあるが、違う環境を受け入れる必要性がでてきます。
でも一番大切なのは、楽しく生きること、主体的に生きることだと思います。それにはちゃんと考えてちゃんと準備することが必要です。
私個人の意見ですが、50代で特にやればよかったことは次の3つです。
1.長く働ける仕事を見つけて準備すること
2.健康維持の習慣確立
3.長期投資を開始すること
60代の女性が後悔していることランキング
さまざまなデータがありますが、私が見たランキングです。
1位 勉強しておけばよかった
2位 結婚相手
3位 進路の選択
4位 子育て
5位 就職
後悔した具体例と体験談
後悔したことのトップに入っているのは「もっと勉強しておけばよかった」ことだそうです。これは私もそう思います。
私も特に自分で稼ぐ力を身に着けるべく実践的な勉強を50代のうちに始めておけばよかったと思います。自営業もしくは自分で会社を経営している人以外は、いずれは勤務が終了します。
60代70代でも新たな仕事を見つけて働いている人はたくさんいると思います。でも選択肢は確実に減ってきますし、体力的な問題も出てきます。
勉強といっても解釈はいろいろありますが、私は実践における勉強です。本を読んだり、情報収集したりすることも大事ですが、実際行動にうつしてみてうまくいったか、いかなかったかで対策を考えながら次に進むことです。
後悔から学ぶことの重要性 できることはできるだけ早く
60代になって後悔することがあっても、時間はもう戻りません。今がいちばん若い時なのでやりたいことは今から始めるしかありません。
私は50代の時から何かずっとできる仕事を模索していましたが、考えるだけで行動にうつしてはいませんでした。毎日仕事に行き家事をやり、余暇の時間は気分転換ができることをして過ごすと、あっという間に時間は過ぎていきます。
就いていた仕事もいずれは継続できなくなる可能性もわかっていたので、先のことをもっと真剣に考えるべきでした。
勉強は何歳からでも遅くないし、学びたいと思った時に始めればいいのですが、少しでも早い方がメリットは大きいことは否定できません。
50代でやればよかったことは? 特に健康管理と長期投資
健康管理がますます重要に! できるだけ早く健康維持の習慣確立しなくては
50代になるとほとんどの人は体力の衰えを感じます。不安というより恐怖に感じる人もいるでしょう。20代や30代の時と同じ生活をしていたらアウトです。無理もきかなくなるので睡眠や休息の時間は削れなくなります。50代60代になって病気が見つかることも多いでしょう。
でも気が付いた時はすでに遅いかもしれません。若い時から運動が大好きで、ずっと定期的な運動を続けてきた人は別として50代60代でしっかり運動の習慣をつけなければ、あとがもっとつらくなります。
運動習慣って難しいですよね。最後は気合になるかもしれませんが、何事も楽しくないと続かないですよね。
私は50代後半になりやっと思い腰を上げて、ヨガを始めました。運動のためと思って始めましたが、運動以上に精神面での健康に役立つことがわかりました。
よき師に出会って、5年間続いています。体力の向上になったかはわかりませんが、続けていくうえて必ず良かったと思える日が来ると信じています。
経済的な準備と投資の必要性 長期投資を開始すればよかった
投資は40代からやっていましたが、長期投資という目線は持っていませんでした。経験を積んでいけば確かに失敗する確率は減りますが、ある程度利益が出たら売却をしていました。
元金が少ないので売却益はわずかですが、預金利息よりは全然いいしやっていてよかったと思います。でも長くおいておく方がいいという意識はありませんでした。
新NISAになってからは特に長期投資が重要!の情報が出てきて、おろさないで置けば15年後20年後に複利効果ですごい金額になる。ということがわかってきたのがここ1~2年の事です。
その情報をせめて10年前に知っておけばなあと今になって思います。確かに私が30代40代の頃はデフレもあり、投資はしなくてもあまり差支えなかったかもしれません。
60代女性が感じる人生の不安とその解消法
これから先のライフプランニング やりたいことの優先順位は?
今までやらなかった事を後悔するより将来のことを考えた方がいい場合もあります。今60代なら70代80代の人たちの後悔していることを参考にしてこんな70代になりたい!という展望を考えた方がいいでしょう。
この先どんどん体力が低下する、気力も低下することは十分に考えられます。やりたいことは一刻も早くやるべきです。行きたいところがあれば今年、来年中に計画して実行する。
普段なかなか会えない人で会いたい人がいれば早めに会いに行く。お互いいつまでも元気でいるという保証はありません。
昔お世話になった人やしばらく会っていない友人の亡くなった知らせを聞いて、その時会いに行ってもどうにもなりません。お互い会話ができてこそ会う意味がある。お礼だって直接相手に伝えなければ伝わりません。
「優先順位」とても大事な言葉だと思います。自分の行動はこれで1日が終わりますから…
介護や終活についての考え方
自分の終活についても真剣に考える時期が迫っています。女性の平均寿命は87才くらい、健康寿命は75才くらいと言われています。実際自分の寿命や健康寿命はわかりませんが、特に健康寿命が来た時の覚悟は必要かもしれません。
私の母は認知症を患ったこともあり、老人専用の施設で暮らしています。母が入所したいと思った時にたまたま入居できる施設があったからよかったのですが、もし自分が施設に入りたくてもその時に入れる施設があるとは限りません。
費用の問題もありますし、これから超高齢化社会になるので、あと20年後今以上に施設入居は難しくなると予想しています。
いらないものの処分は結構時間も体力も必要になります。私も60代のうちにしっかり身の回りの整理はしておきたいなと思っています。体が動かなくなってから誰かの手助けを借りることは、その人の時間を奪うことになりますから。
未来に向けた心構えと準備
お金があっても高齢者施設に入居できない時代が来ると思います。自宅で介護を望んでも介護してくれる人が不足してしまうでしょう。
同居家族がいれば、先に弱ってしまった人が介護される身になります。家族といえども介護をする方も地獄?受ける方も地獄?覚悟必要ですね。
これからも挑戦し続けます!失敗を恐れず挑戦する重要性
決してお金がたくさん欲しいわけではありません。20代からずっと何かしら仕事を続けてきて、60代の今まだ何かしら仕事をしていたい。70代でも細々とでもいいから続けていたい。それが今の私のベストウイッシュ!
体力が落ちてきても、1週間に数時間でも今までの自分の経験やスキルを活かして、続けていける仕事を今からでも発掘したい。
今年からWEBライターを始めました。本を読むことが好き、書くことも嫌いではない。パソコンは20年以上使っている。自分にもできるかも?と直感しました。
まだ1年足らずなので成果はあまり出ていません。成果とは収入の事。案件を取るのが難しい。取れても継続が難しい。
でもまずはたくさん書くことが大事だと思っています。書く場数を増やすことにより書き方のパターンがわかってくる。ネットの記事を読む時にも記事の書き方を意識して読むようになりました。
トライ&エラーを繰り返しながら少しずつ成長していきたい。まずは3年やってみる。たとえ成果がいまいちだったとしても、挑戦で得るものは多いと思います。
何よりも挑戦していることに楽しさを感じます。難しいことだから失敗を繰り返しながらうまくいったときの喜びが大きいと思います。
コメント