終身保障の保険か共済か?
医療保険に関しては必要、不要、賛否両論あると思いますが、私は不要だと思います。社会人になると誰かに勧められて入る方が多いと思いますが、そもそも20代で保険が必要か不要かわからない方が多いと思います。
会社などで団体で半強制的に入っている方はそれだけでいいと思います。貯金が全くなく病気になったらどうしても不安という人は県民共済かコープ共済がいいと思います。掛け金2000円か3000円でしっかりとした保障がありますし、毎年ではないですが掛け金の割戻もあります。
ただ共済の弱点は保障の終了があること。だいたい65歳で保障内容が変わってしまいます。高齢者といわれる世代になるとどうしても病気になる確率が上がるからです。
これから必要というときに保障が終わる!減る!残念ですがおそらく80歳とか85歳までにすると保険が成り立たなくなるのでしょう。
保険代理店に勤務していた時、共済は65歳過ぎて病気になり必要な時に保障が減る、なくなるから民間の終身医療保険を勧めましょう!ということになっていた。
終身保障の医療保険は終身払いと一生分を早めにかけ終わるものがある
若い世代で病気がない人は毎月の掛け金が安い。20代30代であれば掛け金は千円台で終身保障になる。毎月1,500円、年18,000円、10年かけると18万。30歳で入って80歳まで掛けたら90万。単純な掛け金は90万だが、運用したら軽く100万くらいになるのでは?
60歳でまだ特別病気もなく、健康用の保険に入れる場合掛け金は3,000円くらいになる。60歳から80歳までかけたら、年36,000円、10年で36万、20年で72万。
ただ60歳くらいになると病気があり健康用の保険に入れない場合は、緩和型になり、掛け金は健康用に比べてかなり割り高になる。
年金受給世代までには掛け金払い終わりたいという人には60歳とか65歳までに亡くなる日までの分をかけてあとは死ぬまで保障するという保険もある。当然毎月の掛け金は高くなる。
保険を掛ける分貯金する
保険はかけていても、使うか使わないかわかりません。掛け金が安い保険は掛け捨てになっていて、途中で保険をやめても戻るお金はありません。仮に掛け捨てでない保険で掛け金が戻ってくる保険は掛け金が高いはずです。
保険を掛けたと思って毎月3,000円ずつ貯金していたら、10年で36万たまる。20年で72万たまる。
72万!すごい金額ですよね。使うか使わないかわからないお金を病気になって入院した時のために保険会社に預ける。病気にはならない方がいい。病気で入院したらいくらかはもらえるかもしれませんが、72万はもらえないかもしれない。
保険をかけていたら安心?いや病気にはならない方がいいし、病気になっても72万貯金があれば、それをつかってもいい。病気にならなかったら別な事に使ってもいい。
保険があれば病気にならないわけでもないし、病気の苦痛が減るわけでもない。
加入している保険は何かきっかけがないとやめない
お金にすごく困っていれば、選択肢がなく保険は解約するでしょう。でも支払いに特に差支えがなければ、よほどの理由がないと保険をそのまま掛け続けます。
必要と感じて入った保険、何十年も使用しなくても、やめたとたんに病気になるかもしれない。やめるのも入るときと同じくらいの決断力が必要。
よほどの事がない限り、保険をかけていることも忘れ、毎月保険料が銀行口座から引き落とされる。
人間だれもが、不安な気持ちがなくなることはないでしょう。年齢を重ねると病気の不安は増えていきます。
保険のビジネスはいいなー、1回契約が取れればずっとほくほくものです。儲かるからビジネスになります。自分で自分の保険会社を作りましょう。自分の貯金で!
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