ガンになることは怖いですか?
日本人の死因第1位はガンです。実際自分の周りにガンにかかったことがある人、ガンで亡くなった人は少なからずいると思います。
ガンは怖い病気ではありますが、ガン保険に入ればガンになる確率が減るとか、ガンになっても治りが早いわけではありません。
ガン保険に入るとガンにならないような気がする。ガン保険を解約するとガンになりそうな気がする。でもそれは気持ちの問題です。
ガン保険は入っている人が多いから、やっぱり自分も入ろう!という人が多いと思います。ガン保険に入ると安心な気がして入る。保険の営業の人に勧められたから入る。
ガン保険に入ってもガンになるならないは関係ありません。
ガン検診受けてますか?
私も乳がん検診と子宮がん検診は、だいたい隔年で受けています。市町村の補助で数千円で受けることができます。
気休めという感じもしますが、何もなかったら少し安心します。
胃検診はしばらく受けていません。10年以上前、バリウムを飲んで撮影する胃検診を何度か受けましたが、まずバリウムで具合が悪くなる。戻してしまったこともあります。
げっぷをださないでください、と言われてもそもそも炭酸が苦手なのにげっぷが出てしまう。げっぷのせいか再検査になり胃カメラを飲むことになる。胃カメラでは異常なし。それを2~3年続けたらもうバリウム検査はやめることにしました。本当に胃の調子が悪い時に胃カメラをやろうと思いました。
ガンにかかわらず病気にならないような生活を心がけることが必要なのは言うまでもありません。病は気からという言葉もあるので「ストレスをためない生活」が一番かと思います。
ガンになる確率
日本人に2人にひとりがガンになるといわれています。
国立がん研究センターの統計によると、一生涯でガンになる確率は男性で62%、女性で47%でやや男性のほうが高い。
もう少し詳しく見ると、女性の47%は0歳から30歳の人が一生涯でかかる確率
60歳女性が10年後にかかる確率9%、20年後にかかる確率21%、一生涯41%
70代女性が10年後にかかる確率14%、一生涯36%
80代女性が一生涯にかかる確率36%
70代80代まで生き延びた人は確率がやや下がってくる。あくまでも確率。確率の決め方はすごく難しいらしい。いろいろな条件により変わるし、新しいデータはまた少し変わってくるだろう。
ガン保険をかけたと思って貯金しよう
私は60代でまだガンにり患したことはないが、10年後で9%は意外と低かった。アフラックのガン保険は65歳になると保障が半分になるので、65歳までには解約しようと思っていたので、早めに解約してよかったかも。
解約返戻金はもしガンになったら使わせていただきます。それまでは貯金で持っておこう。もしガン保険入ってない人はガン保険に入ったと思って2000円ずつでも貯金しておこう。
その貯金がガンにならずに終わっても他の病気の治療にも使用できるし、病気にならなかったら葬式代でも死後の不用品処分費用にでも使ってもらおう。
ガン保険はビジネス
ガン保険はあくまでもビジネス、保険会社が潤っているのは、掛け金をたくさんもらいすぎているからだと思う。保険料の決め方にもいろいろな役所や団体がかかわっているから簡単には下げれないことは予測できる。
ガン保険は、不幸にもガンになった人がもらえる逆宝くじだろう。人間は原則ネガティブだから不安をあおられて、みんなも入っているよと言われれば、多くの人は入ってしまうだろう。
医療保険やガン保険は不要!と言っている後田亨さんのセミナーに行ったことがありますが、ガン保険を解約してから実際にガンになって解約しなければよかった!という人もまれにはいるそうです。でも本当にごくわずかな人数。宝くじが当たる人がまれにいるように…
ガンになって治療にかかるお金は高額療養費制度でかなりの額が戻る
ガンになると手術や、長引く治療でお金がすごくかかるイメージがあるが、3割負担もしくは1割負担で、お金をたくさん払ってもちゃんと申請すれば、収入にもよるが10万円程度の自己負担でかなりの額が戻ってくる。
貯金が全くない。10万円は給料日の日にしかない。という人は確かに不安かもしれないが、割の合わない使うか使わないかわからない保険をかけるより、まず10万円ためて自分でガン貯金をつくろう。
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