家計の見直しは難しい

お金

家計簿つけてますか?

私が子供の頃、母は主婦の友の新年号を購入して、その付録についてくる家計簿をつけていました。主婦の友は毎月は買っていないが、付録の家計簿が欲しくて年1回だけは購入していました。

母が記入した家計簿は見ることはありませんでしたが、買ったばかりでまだ記入していない家計簿には料理のレシピやさまざまな情報が書いており、付録といえども見るだけでも楽しいものでした。

今は家計簿アプリもあり、パソコンやスマホで管理している人も多いと思います。それでもこまめに家計簿をつけ続けることはかなり根気が必要です。

私も昔家計簿をつけていましたが、つけることに満足してしまい、見直すとかムダを減らすとか、予算を立てるとか家計簿の数字を活用することがありませんでした。

つけること自体の労力が多いのでやめてしまいました。給料が入ると毎月おろす金額を決めてなるべくその範囲内でお金を使うということは心がけていました。

家計簿アプリ使ってみた

現役世代であれば、収入の範囲内で生活し、仕事がなくならなければすぐに困ることはない。しかし定年を迎える世代になると、いずれは仕事ができなくなり年金生活となる。

年金だけで生活は可能かと考えたとき、収入はある程度決まっている。でも支出は使い方により大きな差が出てくる。

いくらあれば毎月の生活が成り立つか?とはっきりと答えられる人は少ないと思う。私もそうだったので特に変動費、食費とか日用雑貨に毎月いくら使っているのが、家計簿アプリを使って3か月つけてみた。

予算も決めてどのくらい乖離があるか調べてみた。予算を立てるのは意外と難しい。食費は思ったより多く使っている。最近物価が上がってきている事をあらためて実感した。

食費はいくらが妥当か?

食べることは楽しみでもあるし、ただ節約だけ考えると健康にもかかわってくる。食費といっても例えば、外食代は入るのか?とか家で飲むお酒代は入るのか?細かいことを考えると線引きは難しい。

1人暮らし40,000円、2人暮らし65,000円、4人暮らし90,000円が平均となっているが、収入やライフスタイル、年代にもよるので、この平均が妥当かどうかの判断は難しい。

エンゲル係数、家計の消費支出に占める食費の割合が15~20%が適正と言われている。1人暮らしで毎月の支出が15万であれば3万円以内が適正?20万であれば4万円以内?

食費3万円、1日千円は結構キツイかも、外食すると1食で軽く千円いく、1日1食という人もいる。1日1食なら3万円でもいけそうな気がするが、本当に健康を維持できるのか?

私はもう人生の折り返し地点は過ぎてしまっているし、この先食が細くなっていく可能性もあるので、食費は多少エンゲル係数が上がっても、食べたいものを食べようと思う。健康を害さないように肉は鳥、豚、牛もまんべんなく食べよう。魚も高いけどちゃんと食べようと思う。

予算を決めるにはどんな生き方をしたいかにかかわってくる

自分は食べることを重視したいのか?食べることよりも趣味を重視したいのか?住むところにこだわりたいのか?車が好きだからちょっといい車に乗って、頻繁にドライブをしたいのか?

お金の使い方は人それぞれだし、自由です。ただし予算の範囲内であれば…

ライフプラン表というものがある。1年間の収入の予想、支出の予想、10年分、20年分作成してもあくまでも予想。

でも1年分のライフブランを立てるのは有意義ではないか?支出が多少多くても貯金が大幅に減らなければよしとしよう。

貯金をするにも、投資をするにも目標とか基準が必要

お金をただ貯める。将来が不安だから貯める。目標があって貯める。

すでに貯金がある程度あり、毎年取り崩していっても大丈夫だろう、という人は投資をする必要がないだろう。

節約が趣味という人もいる。お金を使うことが悪い。なるべくお金を使わないほうがいいという人もいる。でもお金は墓場には持っていけないし、死ぬときに一番お金持ちだった!では何のために働いてきたかわからなくなる。

何歳で死ぬのが?がわかればすごく計画は立てやすいがわかるはずもない

でも持っているお金をたくさん残さずに、なるべく有効に使って死にたいものです。

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