健康の維持に大事なのが、体重の維持。よく18歳の時の体重がベストとかいわれる。若い時は代謝がよく消費カロリーも多いので、少しくらい食べ過ぎても極端に体重が増えることがなくても、年を重ねるにつれ食べる量が変わってないのに体重が増える。ちょっと食べ過ぎるとなかなか戻らない、ということも聞かれる。
私は「体重は生活習慣で決まる」と思っている。
置き換えダイエット、一時的に減らしても元の食生活に戻せば減った体重も元に戻る
テレビやネットで減量の広告はすごく多い。太ってきて体重を減らそうとしてもなかなかうまくいかない人も多いからだろう。
○○サプリを取れば簡単に体重が減ります。毎日2食を○○に置き換えて1食だけは好きな物を食べても大丈夫とか、いろいろな方法があるようですが、サプリや置き換え食で一時的に体重が落ちても、それをやめてしまえばまたもとに戻ってしまうことも多い。
ライザップでも痩せても、トレーナーがつかなくなったらもとに戻るということもよくある。
短期間頑張ってやせても、生活習慣が変わらなければまた戻ってしまう。短期間なら頑張れても長期間は頑張れないですよね。
急がば回れではないけど、少しずつでいいから悪い習慣を良い習慣に変えていけば結果的に、少しずつ減っていくのではないでしょうか?
まずは食べ過ぎていないか記録してみる。記録するのがめんどうで食べる量が結果的に減った人もいます。
運動は必要か? 年齢が上がるにつれ運動の必要性は増す
運動も習慣だ。田舎だと車を使うことが多く結果的に歩くことが減り運動不足になってしまう。
ジム通いが有効という人と無効という人がいる。ある医師がジムは不要、ジムまで歩いて行ってジムから歩いて帰ってくれば、ジムのお金が節約できる、という話を聞いたことがある。一理ある。
もちろん歩かないより歩いたほうがいいが、歩くだけでは使わない筋肉もある。季節にもよる。夏は暑くて歩けない、冬は道路が凍結して歩くのが危険という地域もある。そういう時は、車でジムまで行って運動した方がよい、ということもあるだろう。
若い世代であれば、多少運動しなくても、数日家にこもってもあまり問題はないだろう。でも高齢になってくると、数日家にこもるだけで筋肉量が激減するといわれている。
高齢になるとなぜか血流が悪くなったり、関節の動きが悪くなるので、運動をせざるを得ない状況になってくる。
達成した後どのくらいよい生活習慣がついているかで、体重が維持できるかが決まる
健康診断、特に40歳以上の成人病検診では若い時と比べて10キロ以上体重が増えたかどうか、という項目がある。特に若い時太っていなかった人が、年齢が上がるにつれ体重が増えることは危険性が高まるということだろう。
20歳の時より体重が5㎏以上増えると、糖尿病のリスクが高まるというデータもある。
20歳のとき太っていた人はどうなるのだろう。学生時代太っていても社会人になると仕事が忙しい、サラリーマン生活で規則正しい生活になったら自然に痩せていったという人もいる。
社会人になったら外食が増えた、お酒の量が増えた、毎日残業続きで夕食が遅くなる日が多くなり、太っていった、という人もいる。
よほど痩せる遺伝子を持っていない限りは、生活習慣によって体重が減ったり、増えたり、変わらなかったりが決まるのではないか?
ダイエットと貯金は似ている?何事も正確に把握するのは難しい
よくダイエットと貯金は共通点があるといわれる。食べていないようで食べたものを正確に記入すると、思っていた以上にたくさん食べていたとか、貯金ができないので支出を細かく記入して計算してみると、恐ろしく多く支出していた、ということはよくある。
事実を正確に把握することは思った以上に難しいのかもしれない。
自分が思っていることと、やったつもりでも実際の行動には乖離がある、ということだろう。
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